因縁の。 ページ46
「さ、だいぶモビーが近づいてきましたよー。」
エンジン付きの船に変えてから進みがかなりいいです。
でも、なんでしょう？船の様子が変…ですね？
何かあったのでしょうか…
「…急ぎますか。」
ーー
エ「おい。待てってなんだよヴィンディチェ。」
ヴィ「両者共に殺し合う事は認めない」
ボ「んだと？お前に関係でもあんのか？」
赤「僕達は裏社会の法だ。殺るなら僕達の世界の人間同士でしか認めない。」
ボ「って事はあの嬢ちゃんか。いいぜ、待ってやるよ」
なんだよいこいつ。Aを知ってるような素振りだねい。
「マルコ！！何かあったの！？」
エ「A！！」
マ「お前、アイツら知ってんのか？」
緊迫した空気。
バンッ！！と音をならしながら飛び出してきたAにやっと帰ったかとため息がでる。
「アイツら…って。なぜあなた方がここにいるんです？ロットファミリー。」
ボ「やぁお嬢ちゃん。久しぶりだな、十年ぶりか？」
「…そうですね。そのくらい経ちますね。」
エ「A？」
上の方からでんでん虫で”敵襲！！”と告げる声が聞こえます。
どちらも口を開かずにいれば隊長さん達にオヤジさん、皆がでてきました。
イ「A！！何があったんだ？」
「…私の敵です。起こしてしまい申し訳ありません。」
ボ「なんだぁ？一丁前に男なんか作りやがって。あの世で親友が泣いでるぜ？見殺しにしたクセにってよ！！」
マ「！！？親友って…じゃぁまさか！！」
ボ「モア…だっけか？情けねぇよなぁ。弱ぇクセに出しゃばって。その上あっけなく死んだんだからよ！！」
エ「てっめぇ！！」
「待ちなさい、エース。」
エ「Aっ！！アイツは…A？」
そうです。
落ち着いて。
これは挑発。
「それだけですか？」
ボ「あぁ？」
「話すことは、それだけですか？？」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月16日 7時
