そうなるんですよ。 ページ45
ーモビーの上
マ「よい。今回はついて行かなかったのか、エース」
エ「マルコ、気づいてたのか？」
マ「まぁ、これだけいなくなる事が増えればな。」
エ「そうか。」
心配なんだねい。
いつからそうしてんのか知らねぇが、ココ最近はAが出てった後はこうして海を見てるよい。
エ「なんか今回は俺が船にいて欲しいってよ。」
マ「なんだそりゃ？今更か？」
エ「よく分かんねぇけど…胸騒ぎがするからモビーを守ってくれって。」
マ「おいおい…不吉な事言うねい。いつからだよい？」
エ「二週間前だ。」
マ「二週間！？」
エ「あぁ。今日で調査の最終日だからまた明日から通常業務に戻んじゃねぇか？」
二週間ってお前…
その間ずっとこんな生活続けたのかよいAのやつ！！
マ「はぁ。秘密癖はなかなか抜けないねい。」
エ「ホントだよな。まぁ今はあの女がいるから余計になんだろうけど。」
マ「あぁ、でもあと一週間で島につく。そうすればあの女ともおサラバだよい」
エ「だな！早く帰ってこねぇかな。A」
はぁーぁ。なんてため息ついて待っているエース。
何もなければなんて思っている時ほど、何かが起こるんだよねい。
ーカッー
エ「なんだ？」
マ「甲板の方だな。見てみるよい。」
強い光だ。
急いで向かってみればスーツを着た男達が複数人…いや、かなりの大人数でそこにいたよい。
男「ここは…着いた、のか？」
男2「ボス！ここで合ってますか！」
マ「(ボス？てことは…A絡みかよい？)」
エ「お前ら…なんなんだ？ここがどこか知ってんのかよ？」
ボ「ここがどこかだと？知らねぇな。俺たちはマリージョアってとこに行く予定だったんだ。どこだ、ここ？」
マ「マリージョア！？ってことは…」
なるほどねい。
Aでも情報が集められにくいわけだよい！
エ「てめぇらが誰か知らねーが。全員片付けてやるよ」
ヴィ「待て…スペルビ・Aの弟子。」
マ「なっ！？お前らなヴィンディチェとか言う」
ボ「ヴィンディチェだと！？それにスペルビ・Aって…くっ、ハハハ！！あの嬢ちゃんがここにいるのか！？」
マ「な、なんだよいこいつ」
ボ「いやぁ十年ぶりか？あのクソガキに会うのは。お前らあのガキの仲間か。じゃぁ遠慮なくする事ねぇな。殺れ、お前ら。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月16日 7時
