忙しくなります。 ページ41
「さて、四番隊の仕込みは終わりです。…ふむ、あと1時間半残りましたね。」
サ「さすがに早ぇな…どうやってんのこれ。」
「ヴァリアークオリティです。サッチ、他に仕事は？」
サ「いや、今のとこねーけどよ」
「そうですか。では私は次に行きます。」
あれから。
イゾウさんの部屋にあの女が押し入る事はなくなったそう。
それでも仕事の邪魔をしてくる事に変わりはないそうです。
ですから…
ーコンコン 「イゾウさん？入って大丈夫ですか？」
イ「A…そんなに毎日無理する必要ないぞ？俺は大丈夫だ。」
「ダメです。イゾウさんが倒れたら十六番隊はどうなるんです？」
イ「俺はお前の体の方が心配だ。」
「こんなの任務に比べれば軽いですよ。なんて事ないです。さぁ、あと1時間半しかありません。お手伝いしますよ。」
イ「まったく…決めたら引き下がらないのは血筋かい？」
それはお兄ちゃんの事を言ってますよね！？
まぁでも今はいいです。
ー1時間半後ー
「ふむ。中々の進捗です。他には何かありますか？」
イ「いや…ここまで進められれば後は大した事ないさ。」
「それは良かったです。では私は次に行きます。」
イ「次？」
「はい、今日はエースの鍛錬の日です。書類も滞っているそうで…鍛錬後は書類整理。その後は一番隊の仕事になります。」
イ「…A、お前さんちゃんと休んでるのかい？」
「はい。食事休憩は30分、きっちりとってますので。」
イ「もう少し休めA。」
本当に、心配性ですね。イゾウさんは…
「私は大丈夫ですよ。それでは時間が押してますので」
イ「おいA！！」
イゾウさんに呼び止められていますが、止まるわけにはいきません。
エースが待っていますから。
女「…」
ーー
「気が緩んでますよ！！エース！！そんな事ではスグに死んでしまいます！！」
エ「相変わらず厳しい訓練だなっ！！A！！」
「当たり前です！！能力に頼りすぎた戦闘はいけません！！ほら次！！いきますよ！！」
エ「本当にこれに耐えてる俺すげーよ！！おらぁっ！！」
「ふんっ！！！！」
女「…」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月16日 7時
