内緒？なんで？ ページ19
ある日の事。
「なんなんでしょう。皆あわただしいですね？」
朝起きたらなぜだか皆がワイワイと食堂を出たり入ったり。
何かするのでしょうか？
「あ、すいません。食堂で何かしてるんですか？」
隊「A！？あー。なんでもねーよ！！今は入んねー方がいいぜ！じゃ！！」
「は、はぁ…。」
避けられました？
なんだか逃げるように走り去られましたが。
「なんなんでしょう？とりあえず食堂へ行きますか。」
行くなと言われても。
お腹も空きましたし。
エ「A！こんな所でなにしてんだ？」
「エース。これからご飯に行くんです。一緒に行きます？」
エ「ご飯って食堂か？」
「えぇ、まぁ。」
エ「今は行くな！！大変なことになるぞ！！」
「大変な事？」
だからさっきの隊員さんも私を止めたんですかね？
エ「そうだ！！…えーと。サッチが飯作ってる途中でミスって髪の先端燃やして落ち込んでんだ！！」
「なんですかそれ。それと食堂禁止と何が関係あるんです？」
エ「いやだからな、その。落ち込んだサッチが飯食ってる時でもずーっとグチグチ言ってるらしいぜ！」
「あぁ、それは面倒ですね。」
エ「だろ！？だから今は辞めた方がいい！！」
それは有り得たとしてもです。
エースの様子がおかしい気がするんですよね。
「…じゃぁご飯だけ貰って自分の部屋に行きますか。」
エ「え゛っ！！いや、だったら俺が行ってやる！！」
「なぜそこまでするんです、エース。何を隠しているんですか？」
エ「な、バカヤロウ！何も隠してねーよ！！」
隠してるじゃないですか。
唇尖らせて。
そっぽ向いて。
「隠してないんですね。では食堂へいきます。サヨウナラ。」
エ「おい待てってA！！」
マ「なにしてんだよい？」
「マルコ」
今度はマルコですか？
まったく、暇なんでしょうか？
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月16日 7時
