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戦闘 ページ15

「あなたがそんな顔していたら、イゾウさんが悲しみますよ?」

イ「!?!」

モ「だが…お主も悲しんでおろう。モア」

あら、なぜそんな事を?

「そんな事ありません。私はこういう扱いには慣れています…
それよりもモモ君やイゾウさんの悲しむ顔の方が、私にとっては悲しい事です。」

ジョ「…モア、行くぞ。」

「はい、ボス。じゃぁねモモ君。可愛い顔なんですから笑って下さい?」

プリーモの呼び掛けに応え、モモ君の頭を優しく撫でてその場を去りました。

それからはずっとプリーモに従い、色々な雑務をこなす毎日。

いつ帰れるのかと思っていれば、甲板から敵襲だと聞こえてきました。

「ボス」

ジョ「A、君は中にいろ。」

「え!?私も行きます!あなたを守らせて下さい!」

ジョ「ダメだ。相手がどんな敵かも分からないんだ。大人しく待っていなさいA。命令だ」

「うぐっ!!…分かりました。」

命令なんて言われれば従うしかないじゃないですか!!

クスっと笑って出ていきましたが…

せめて後方支援だけでもしましょう。

ーー

ワーワー!!
「この時代の海賊は気迫がありますね。」

物陰に隠れ、プリーモの援護に着こうと考えた私。

よく見てみればおでん様?も戦っていらっしゃいますね。

かなりお強い。

奥様と日和ちゃん、モモ君は中でしょうか?

「…心配ですね…イゾウさんも戦っていますし。」

護衛がいない、と言うことですかね。

「…私はあの方達の護衛に行きますか。」

怪我などしてなければいいですが。

ト「モモ!ダメよ!」

モ「母上!しかしここにいては見つかります!」

ト「大丈夫!だからジッとしていて頂戴!」

あれは…逃げ遅れたんですね。

モモ君が中に逃げようとトキさんを引っ張っています。

「あれでは狙ってくれと言ってるようなものではないですか。」

すぐに三人の元へいかなければ!!

お守りします→←若かれし頃のイゾウさん



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作者名:たまごやき | 作成日時:2022年6月16日 7時

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