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ス「ゔぉおい！弱ぇぞ！！」
雲「ちっ」
エ「うっしゃ！！俺もいくぜスクアーロ！！」
あー。…あー…
タノシソウデスネ
お兄ちゃんは戻れない不安はないんでしょうか？
「はぁー。」
ハ「？A、どうしたの？」
「誰です？ここの船員さん？」
ハ「え、何？頭でも打った？それにマントなんて被っちゃって。どうしたのさ？」
マントなんて…
本当に私はここで素顔を晒して過ごしてたんですね。
それほどまで信用している。という事なのでしょうか？
「残念ですが私は今、あなたの知っているAではありません。」
ハ「どういう事？さっきバカ達が暴れてたみたいだけど、まさか巻き込まれて何かあったとか？」
「…察しがいいのは素敵な所ですね。何があったかは沢田綱吉率いるファミリーに聞けばいいです。」
ハ「ふーん。そっか。」
それだけ言うとこの王子様みたいな格好をした男の子は私の隣に座ってきました。
なぜです？
他にいっぱい空いてるじゃないですか。
「…なぜここに？」
ハ「え？ダメ？」
「まぁ…妙な動きを見せないで下さいね。」
ハ「なんか、初めて会った時のAみたいだね。」
「それはどうも。」
沈黙。話す事なんてありませんが…
ハ「ねぇA」
「…はぁ、なんです？」
ハ「ヴァリアーってそんなに楽しいの？」
「どういう意味ですか？」
なぜこの人がヴァリアーを知って…？
周りの人も私の任務について理解があるようでした。
一体私はどこまでファミリーの事を話してしまったのでしょう？
ハ「いや、任務が終わってもずっとここにいればいいのにって思っただけなんだ。」
「それはムリですね。聞くところによると私はムリヤリここに連れてこられたとか。」
ハ「まぁそうだね。ヴィンディチェだっけ？」
「…分かっているんですね。でしたら任務後も私がここに居続ける理由はありません。」
また、沈黙。
なんなんですか？気まづいのでどこか行ってくれません？
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月14日 5時
