サメ妹と鯨6 (ページ1)

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「イゾウさん。何を考えているんです？」

イ「本当に勘がいいねぇ。まぁ大した事じゃないさ。」

そりゃそんな悪い顔してたら分かりますよ…

グイッ！！))「っ！？な、なにを？」

近寄ってすぐ、腰を抱き寄せ頬を触りクツクツ笑うイゾウさん。

こんな大勢の目の前でなんて事するんです！？

「イゾウさん！！皆に見られてます！！」

イ「あぁ。それが狙いだ。」

「なんで…」

イ「こうするためさ。お前らよく聞け!!」

なんだなんだ？と皆が私達に注目してきます。

焦って止めようとしましたが真剣な顔のイゾウさんに何も言えるわけなく…

イ「Aは俺の女になった!!手ぇだした奴はどうなるかわかってんな!!」

「〜〜っ！！ちょっ！！」

えぇぇぇえっ！！？と皆の目玉がとびだしています。

凄く驚いてるじゃないですか！！

船「俺の女って…ついにモノにしたんすか！？」

船2「あれだけ頑なにくっつかなかったのに！？」

イ「ふん。Aに手ぇだそうとしてるなんて話聞いたら俺は容赦しねぇぜ」

船3「なんすか隊長ー！！のろけっすかー！！」

誰かのヤジがドワッと船に笑いを起こしました。

けど私は笑えるわけもなく…

「ｶｧｧ)イゾウさんのバカ！」

イ「ｸｸ、照れることないだろA。変な虫がつかねぇように予防しとかねぇとな。」

「だからってこんな急に…」

もう…。心臓に悪いんですから…

サ「満足そうに笑うじゃねぇかイゾウ」

ハ「ほんとだよ。なにがあったの？」

マ「向こうの世界のAの友達のおかげだよい」

ハ「へぇ？僕も行ってみたかったな、Aの世界。」

すげーんだぜ！！
と興奮気味に話すのはエースです。

まぁ確かに、見た事ない物ばかりでしたでしょうし。