サメ妹と鯨 (ページ35)

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オコですページ35

「はぁー。それで？なんでこんなに毎日毎日ストーキングしてくるんです？私、疲れました。」

マ「何言ってんだ。疲れたんなら名前教えて顔見せろよい。」

ナントイウコトデショウ。
追い返すつもりでフォークを投げたのについ怒りに任せて煽ってしまえばマルコさんもお茶に参戦してきました。

「嫌です。お互いに信頼がない中、素性を教えて何かあったらどうするんです？」

マ「でもお前は俺の素性知ってんだろ」

「あのですね。あなたは白ひげ海賊団という大きな仲間がいます。きっと私が何か攻撃をしてもへのカッパでしょう。しかし私はどうです？」

パッと両手を上げて体を向けてみます。

「私、今は一人です。さすがの私でもあなた方全員を一度に相手するのは骨が折れるんですよ。」

マ「…。じゃぁなんでイゾウとは親しげにお茶なんてすんだよい」

「イゾウさんは時間をかけて私との信頼を築いてくれました。最初の警戒心も今は感じられません。でもあなたはどうです？強い女がいる。それだけで悪者のように毎日毎日監視してきて。そんな人をどう信用しろと？」

もう。最近寝不足でイライラしてましたから歯止めが効きません。
でも本当の事です。
この人の監視さえなければもっと色々調べられたんですから。

イ「マルコ。俺が言うのもなんだがそんな悪い奴じゃねぇよコイツは。確かに強ぇし勘はいいし怪しむ気持ちも分かるが。」

「最後のいります？」

褒めてんだよ。
そう言ってイゾウさんはクックッと笑いました。

マ「はぁぁ。分かったよい、じゃぁもうコソコソとお前を見張るのは辞めるよい。」

お。分かってくれましたか？
降参ポーズをしたマルコさん。

そのまま立ち上がりどこかへ行ってしまいました。

「何しに来たんでしょう？」
イ「さぁな。」

それからおば様のお店が開店するまで私はイゾウさんとのんびり過ごしました。