サメ妹と鯨 (ページ4)

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怒られても行きます。ページ4

ほら。とケータイのメール画面を見せる。
そうすれば眉間にグッとシワを寄せてイライラしているのが丸わかりだ。

ス「なんでもっと早く言わなかったんだぁ゛」
「だって諜報してたし」

すぐに切り返す言葉にぐっと黙る
私の後ろではベルがため息をついていた。

べ「はぁー。もういいじゃんA。メシいこーぜ。ルッスーリアがメシだって呼んでたし。」
「そうなんですか？じゃぁ行きますか。ほら、お兄ちゃんも怒ってないで行こう？」

ベルに手を引かれその反対の手をスクアーロに伸ばす。

しかしスクアーロはその手を取らずどこかへ行ってしまった。

「もぉー。」
べ「ほっとこーぜA。それよりも先にメシにいかねーと、あのオカマうるせーし。」

口角下げるベル。
そんなベルに笑ってそうですね。と同意しそのまま食事に向かった。

ーーーその頃スクアーロ

バァァン！！
ス「ゔおぉぉぉい゛ザンザス！！」
ザ「るせぇっ！！」

勢いよく扉を開ければお怒りの瓶が飛んできて見事スクアーロに命中。

ガシャァン！！
ス「っってぇ！！危ねぇつってんだろぉぉ！！Aだったらどうするつもりだぁ！？」

ザ「ハッ。アイツはテメェみてぇに無駄にデケェ声出さねぇだろうが。」

ス「ぐっ、んな事ぁどうでもいい！！明日から1週間、俺はジャッポーネに行くからなぁぁ！！！」

ザ「ダメだ。」

ス「あ゛ぁ！？今は緊急の仕事もねぇだろう！？Aが調べてきたファミリーの殲滅も半年後に実行だぁ゛」

ザ「雑用が減る。」

ス「んだと！？ざけんな！！んなもんルッスーリアかレヴィにでもさせとけぇえ！！」

バァァン！！
ザンザスの言葉を無視し、乱暴に部屋を出ていっては食堂に向かうスクアーロ。

着いた頃にはすでに食べ物がなくなっていた。

ス「ゔおぉぉぉい！？俺のメシはぁ！？」
べ「しっしし、こねぇーからいらねーと思って王子食べちゃった」

そこからまた乱闘が始まったとさ。