おーとまちっくlove

三日目(妃) ページ26

ルンルンで帰れば
すぐに汗だくの体をシャワーで流して、簡単なワンピに着替える。

スーパーに立ち寄ってお菓子やデザートなどを多めに買えばちょうど18時。


でも食べてもはいてしまうというのに、どうして私をさそったんだろうか。

自分のはくところ見てほしいとか、そんなんじゃないだろうし。

そんな事を考えながらも少し緊張して、隣の青い小さなマンションの２階、服部と適当な字でかかれた表札のドアの前に立ってインターホンをならす。


あ、もういい匂いがする。


「どうぞ。入って？」


すぐに勇くんがでてくる。
私服で。

なんともイケメン……

この人はいちいち私のドストライクをついてくる。

料理をするのに邪魔だったのか長い前髪をピンで止めて、お洒落なカラーパンツに、白のシャツという何ともシンプルな姿だが、それでも、所々にワンポイント色がはいっていたりと、

お洒落に興味がないわけではない様子。

見とれてしまっていると入らないの？となんとも可愛く首をかしげられた。

私の部屋とは違って小綺麗な部屋にお邪魔させてもらうと、綺麗なリビングに小さなテーブルと家具もお洒落。

これは私の部屋は見せられない…。

その小さなテーブルには中華料理がたくさん。

「わ、これ……全部勇くんが？」

「ん？うん。中華嫌いだった？」

「いや！大好き！！」

大好きなんだけど……
量が多くないですか？

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