美しく舞う桜 (ページ14)

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桜姫の秘密ページ14

桜姫side

石切丸様が刀を下ろした時、青い炎が空間を包む

・・・い、いきが・・・・

蜻蛉切「桜姫様！」

「はあ・・・・はあ・・・石切丸・・・さ・・・ま」

検非違使が一体現れ、信康様に斬りかかる

石切丸「信康様！」

石切丸様が身を挺して信康様を守る

信康「半蔵！」

物吉「石切丸様！」

皆さんが検非違使を取り囲むが、私は立ち上がることはできなかった。

にっかり「…ちょっと嗅ぎ慣れない匂いだ」

石切丸「…検非違使…歴史の異物を排除するもの…」

蜻蛉切「…検非違使？これが…」

石切丸「すまない…私には信康様は斬れなかった…私が奴を呼び込んでしまったんだ」

「…石切丸様…のせい‥じゃ」

石切丸「すまない…桜姫さん。この空気は君には悪しかない。」

「だいじょ・・ぶ・・で・・・げほっつ！げほっつ！」

伽羅「！」

物吉「桜姫様！」

蜻蛉切「桜姫様には悪しかないとはどういう・・・？」

石切丸「共鳴も桜姫さんにとって体の負担になるが、瘴気もまた、桜姫さんにとっては害になる」

蜻蛉切・村正・伽羅・にっかり「「！？」」

このことは主様、三条の刀の方々、国永様しかしらないこと

あまり知られたくなかったから、秘密にしていた

石切丸「桜姫さん…君は戦わなくていい」