美しく舞う桜 (ページ10)

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池田屋ページ10

土方の隊が走り続ける

土方「急げ！後れを取るな！」

そこに、和泉守、堀川、長曾祢が現れる

和泉守「…さて、いよいよか」

時間遡行軍が現れる

和泉守「へへっ、おいでなすった。池田屋には近づけさせねえぞ？」

堀川「この時間帯だと…そろそろ討ち入り始まってるのかな」

長曾祢「ああ。元の主に鉢合わせると事だ。出てくる前に急いで片付けるぞ。」

和泉守「行くぜ！」

戦闘が始まる

連携して敵を駆逐する刀剣男士たち

長曾祢虎徹はしゃがみ込んで倒れた敵兵に触れ、複雑な表情を浮かべる

長曾祢「…」

和泉守「おい、何難しい顔して考えこんでんだよ、敵は待っちゃくれねーぞ！」

和泉守兼定が走り去る

長曾祢「…和泉守兼定に言っておけ。暴れるのはいいが、うっかり橋に刀傷つけたりするなと。」

堀川「ああ…僕らがそれをやっちゃったら歴史が狂いますよね」

長曾祢虎徹と堀川国広がいなくなる。

ー池田屋ー

既に乱戦が始まっている。大和守安定も加わっている。

近藤「京の町を騒がす不逞浪士の輩どもめ。おとなしく縄につけ。
　さもなくば…斬る！」

近藤、永倉、藤堂が奮闘する

近藤「新八、平助、行くぞ！！」

近藤、永倉、藤堂が去る。

大和守安定は沖田がやってくる方角を気にしながら去る。

浪士たちが沖田を囲むが、沖田の気に圧倒される浪士たち

沖田「沖田総司参る！」

沖田の華麗な剣が浪士たちを瞬殺する。

突如、沖田の体に異変が起き、喀血してしまう。

そこに黒猫が現れる。

沖田「…ああ…これが死ってやつか…参ったな‥‥まだやらなくちゃいけないことがあるのにな…」

沖田は天を仰ぎ

沖田「…あの星が…見えない…はは…そっか…冬の星だもんな…」

沖田は刀を地面に叩きつけて体を支えようとする