美しく舞う桜 (ページ31)

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彼らの無事を信じようページ31

石切丸と審神者のもとに物吉貞宗、蜻蛉切、千子村正、桜姫がやってくる

蜻蛉切「主！お呼びでしょうか？」

審神者「想定外の事態が起きました…大倶利伽羅とにっかり青江が遠征任務中に消息を断ったのです」

石切丸以外の刀剣男士たちが驚愕する

その中でも、桜姫の顔色がみるみる青白くなっていく

蜻蛉切「…消息を…断った？」

審神者「…はい」

物吉「…御二人の安否は？」

審神者「…わかりません」

その時、桜姫の顔色が悪いことに気づいた石切丸が桜姫に声をかける

石切丸「桜姫さん？」

桜姫「そんな…にっかり様と加羅が」

桜姫の今までに見たこともない焦り具合にさらに動揺が広がる

審神者「桜姫、私は・・・彼らは無事だと信じています。」

審神者が声をかけると少し落ち着きを見せる桜姫

桜姫「…そうですね。私たちの任務は彼らを救出しに向かうこと…ですか？」

審神者「…ええ。」

蜻蛉切「直ちに向かいましょう！場所は？」

審神者「天文十一年十二月、場所は三河、岡崎場付近」

物吉「それでボクたちが選ばれたわけですね」

蜻蛉切「岡崎は我らにとって庭のようなもの。お任せください」

審神者「頼みます。千子村正、来たばかりのところで申し訳ありませんが…」

村正「huhuhuhuhu。任せてもらいまシショウ」

審神者「隊長は石切丸にお願いします」

石切丸「戦の専門家ではないが…任せてもらおう」

村正「出陣デスね。伝説を増やしに行きまショウ。」

蜻蛉切「我こそは三名槍が一つ、蜻蛉切！」

物吉「みなさんはボクがお守り致します！」

桜姫「おなごの戦をお見せしましょう。」

全員が横一列に並ぶ

審神者「…刀剣男士、出陣！」