美しく舞う桜 (ページ27)

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ご心配をおかけしましたページ27

数日後

桜姫の体調は回復した。審神者は桜姫を呼んだ

桜姫「主様、お呼びでしょうか」

審神者「桜姫、体調はもう大丈夫ですか？」

桜姫「はい。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません」

審神者「それは良かった。…貴方が本丸に帰還したときは肝が冷えましたよ。長曽祢虎徹に抱えられていたのですから。」

～回想～

蜂須賀「本丸に帰還する」

各自が帰還の準備をしていたとき、桜姫が咳き込み始めた

桜姫「げほっつ・・・げほっつ！げほっつ！！」

堀川「大丈夫ですか！？」

堀川をはじめとして刀剣男士たちが集まる

桜姫「だ・・じょ・・・げほっつ・・げほっつ！！」

加州・大和守・堀川・和泉守・蜂須賀・長曾祢「「「「「！？」」」」」

刀剣たちが驚くのも無理はない。桜姫が吐血したのだ。

なおも咳を続ける桜姫

長曾祢「桜姫、失礼する」

長曽祢虎徹はそう声をかけると、桜姫を横抱きにした。

長曾祢「早く桜姫を主のもとに」

蜂須賀「こればかりはあなたの言う通りですね」

加州「は、早く帰ろう」

桜姫「げほっつ・・・げほっつ！ある・・けｍ」

和泉守「何言ってやがる！」

堀川「そうですよ。こんなに咳が出ているのに」

桜姫「だ・・いじょ・・」

大和守「桜さん？…桜さん！？」

長曾祢「気を失ったみたいだ…早く帰るぞ」

本丸に帰ってきた刀剣男士たち

清光「主！」

審神者「どうしたのですか？そんなに慌てて」

安定「桜さんが咳き込んだ後、倒れちゃったんだよ！」

審神者「桜姫を手入れ部屋へ」

～回想終了～

桜姫「今回は…共鳴する時間が長かったようです。皆様にご迷惑をおかけしてしまいました。」

審神者「そうですね。」

桜姫「次に任務に行く際はそのようなことはないようにに致します」

審神者「くれぐれも無理はしないように」

桜姫「承知致しました。」

審神者の間を出た桜姫

桜姫「(主様に、黒猫のことを聞くのを忘れてしまった…いつかまた、機会があれば聞くことにいたしましょう)」