美しく舞う桜 (ページ8)

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第１部隊集合　２ページ8

清光「うん、実際地に足ついてないからね。後、桜さん笑ってないで助けてよ」

岩融「どうしたらいいだろうか？」

今剣「どうしたらいいでしょう？」

清光「あー…って何これ？禅問答？」

岩融「加州殿でもわからぬか」

清光「お役に立てなくてごめんね」

岩融は今剣を降ろし

岩融「今剣よ、このように我らにはまだわからぬことばかり。共に修行に励もうぞ！」

今剣「はい！」

清光「…本当に大丈夫なのかな、この編成で…え～と、これで全員揃ったのかな？」

小狐丸「ひとりたりませんね」

清光「いないのは・・・。」

遠くから声が聞こえてくる

石切丸「祓いたまえ、清め給え」

段々距離は近づいてくるが、なかなか入ってこない

清光「あー、もう！」

加州清光に手を引かれ、ようやく石切丸がやってくる

石切丸「ははは、手間を取らせるね、加州清光さん」

清光「・・・ったく。はいはい、お茶片付けるよ」

三日月「すまんな」

加州清光が茶碗を桜姫が茶菓子の盆を片付ける

清光「みんな聞いて！」

今剣「はい！」

桜姫「何でしょう？」

刀剣達がようやく加州清光に注意を向ける

清光「歴史修正主義者の狙いが判明したよ。敵の狙いは…源義経」

今剣「・・・」

清光「場所は阿津賀志山、今剣と岩融以外はもう何度も行ったことがあるよね」

刀剣たちがそれぞれ返事をする

三日月「そうだな」

清光「この編成が組まれたということは今までの阿津賀志山とはわけが違うと思うんだ。きっと一筋縄ではいかない。気を引き締めていこう」

そこに審神者がやってくる

清光「準備は整ったよ」

審神者「…第一部隊、出陣！」

加州清光「おしっ、出陣だぁ！」

岩融「どおうれい！いっちょ、狩りに出かけるとしよう！」

三日月宗近「出陣か。わかった」

桜姫「女子(おなご)の戦をお見せしましょう」

石切丸「ああっ。まだ加持祈祷が途中なんだけどな！」

小狐丸「出陣してまいります。」

今剣「よーっし！いざ、しゅつじーん！」