新しい第1部隊隊長 ページ33
本丸
清光「加州清光、はいりまーす」
そこに、審神者が現れる。
審神者「清光」
清光「なにー？」
審神者「お疲れさまでした。本日をもって第一部隊の隊長の任を解きます。」
清光「え！待って。俺、なにかした？」
審神者「いいえ、あくまで戦術的な理由です」
清光「…良かったぁ‥じゃあ…俺に落ち度があったとか、そういうんじゃ…」
審神者「ふふ、違います」
清光「だったら仕方ないよね。あんたの命令なんだしさ。」
審神者「あなたには引き続き第一部隊に残って頂きます。」
清光「そうなの？じゃあ、これからも頑張っちゃおうっかなぁ。」
審神者「楽しみにしていますよ」
清光「ちなみに、新しい隊長って誰になるの？」
審神者「蜂須賀虎徹です」
清光「うん！後任に異議なし！」
審神者「…清光」
清光「なに？」
審神者「あなたのその経験を生かして、桜姫と共に蜂須賀虎徹を助けてあげて欲しいのです。」
加州清光は毅然とした態度で
清光「…まかせてよ。三条のみんなと共に戦って得てきたものを生かしてみせるからさ。」
審神者「よろしく頼みますよ」
清光「うん」
蜂須賀虎徹がやってくる
蜂須賀「主、俺に何か用かな？」
審神者「蜂須賀虎徹」
蜂須賀「ああ」
審神者「あなたを第一部隊の隊長に任命します。」
蜂須賀「俺を…隊長に？」
審神者「はい」
蜂須賀「…引き受けよう。贋作には務まらないからね」
清光「というわけで、引き継ぎよろしく！」
蜂須賀「ああ、加州清光」
握手を交わす二人。加州清光は去り際に
清光「蜂須賀虎徹」
蜂須賀「？」
清光「…第一部隊、隊長任命、おめでとう」
蜂須賀「…ああ、ありがとう」
加州清光が去る
審神者「蜂須賀虎徹・・・あなたが隊長になるのは初めてでしたね」
蜂須賀「・・ああ」
審神者「あなたとも長い付き合いになります」
蜂須賀「あの頃に比べたら随分仲間も増えた。」
審神者「…そうですね」
蜂須賀「・・・主、なぜ今になって俺を隊長に？」
審神者「時が来たのです。あなたに隊長をやって頂く時が。」
蜂須賀「・・・わかった・・・それで敵の狙いは？」
審神者「…その前に編成を発表しましょう」
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帷 - とても面白いです。更新楽しみにしています。 (2023年1月2日 20時) (
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作者名：ヴォルペ | 作成日時：2022年11月20日 17時
