本陣突入 ページ20
桜姫side
本陣に突入しました。戦おうとしましたが、、三日月様と小狐丸様がそれを制しました。
「三日月様？小狐丸様？」
小狐丸「御姫様のお力は温存しておいてください」
三日月「小狐丸の言うとおりだ」
清光「そうだね、今剣のところに行ったときに、桜さんの力借りたいから」
「わ、わかりました」
小狐丸「正面突破、成功ですね」
三日月「見事な作戦だ」
清光「このまま一気に攻め込む」
「加州様！」
加州様の背後に敵が迫る。それを斬ったのは…
清光「石切丸！」
石切丸「速さでは劣るが、こう見えてそこそこやるんですよ。」
その掛け声とともに戦闘が本格化した。
石切丸「厄落としだ！」
皆様方の連携により、敵を駆逐する。が、周囲の空気が変わった。
「・・・けほっ」
小狐丸「大丈夫ですか？御姫様」
「はい。」
三日月「空気の影響だろうな」
清光「…何だこの気配は…」
そこに弁慶様が現れた
清光「…武蔵坊弁慶」
岩融「…ここは俺に任せて、先へ」
清光「…わかった」
岩融様を残し、私たちは去った。
対峙する岩融と弁慶
弁慶「…また貴様か」
岩融「・・・ああ」
弁慶が岩融に斬りかかる
弁慶「…なるほど…そうか、貴様が…」
岩融「・・？」
弁慶「ゆくぞ！」
岩融と弁慶の戦いが始まる
弁慶「…強いな」
岩融「…かつての主が強くてな。」
弁慶「…そうか」
岩融「・・いくぞ！」
再び打ち合う岩融と弁慶
互いに手傷を負っていく
そして睨み合う両者
岩融「・・・何故だ？」
弁慶「…？」
岩融「・・・源義経のことだ」
弁慶「…」
岩融「武蔵坊弁慶ならば気づかぬはずがない」
弁慶「…何があろうと…我が君は我が君なのだ…」
打ち合う岩融と弁慶
そして互いに深手を負う
弁慶「…そろそろ終わりにするか」
岩融「・・ああ」
互いに渾身の一撃を見舞う
岩融が優勢となった
弁慶は覚悟を決め
弁慶「…さあ…とどめを刺せ」
岩融「うおぉぉ！」
岩融は弁慶に斬りかかる…が、寸前で止めた
岩融「…違う！」
弁慶「…？」
岩融「・・・武蔵坊弁慶の力はこんなものではない！」
弁慶「…」
岩融「・・・なぜ手加減した？」
弁慶「…貴様なら・・・」
岩融「・・・？」
弁慶「…貴様なら…我が君を止められると思った・・・」
岩融「！」
岩融は跪き
岩融「…承知！」
そういうと走り去っていった
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帷 - とても面白いです。更新楽しみにしています。 (2023年1月2日 20時) (
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作者名：ヴォルペ | 作成日時：2022年11月20日 17時
