美しく舞う桜 (ページ2)

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顕現いたしましたページ2

とある本丸に刀剣女士が顕現した

桜姫「私は桜姫。平安時代に作られたとされています。元の主は女性が多かったゆえ、細身に作られています。よろしくお願いいたします。」

審神者「あなたが桜姫ですか。よろしくお願いします。」

桜姫「よろしくお願いいたします、主様」

審神者「…さて、あなたの能力について聞きたいのですが」

桜姫「元の主様の影響とされていますが、私にもよくわかりません。それでもよろしいでしょうか。」

審神者「かまいません」

桜姫「伝えたいという強い思いを持った人と同調することができるのです。」

審神者「そうですか・・・。わかりました。」

桜姫「この力、お役に立てるでしょうか」

審神者「ええ。頼りにしています。」

桜姫「主様のお役に立てるなら幸いです。・・・この本丸には、国永様はいらっしゃいますか？」

審神者「あなたは、鶴丸国永の夫婦刀でしたね。」

桜姫「はい。」

審神者「いますよ。」

桜姫顔を輝かせた。

審神者「ですが、長期任務中です。」

桜姫「そうですか・・・」

桜姫は先ほどとは一転し、寂しそうな顔をする。

審神者「すぐに帰ってくるでしょう。それまで待っていてください。」

桜姫「わかりました。」

審神者「改めて、桜姫。この本丸の刀として、使命を全うしてください。」

桜姫「承知したしました。」