主将帰還とこれから。 ページ7
Aside
マサさんが扉を開けると
部屋の中にいた人たち全員の視線が
一気にあたしたちへと向けられた。
柳「…おつかれっす、」
「お、お疲れ様ですっ、！！」
全員「「……」」
監「…2人とも、とりあえずこっち来てくれるか？」
あたしたちは2人で監督の隣に立つ。
監「…まずはマサ、五輪見てたか？」
柳「見てました」
監「何か思ったことはあるか？」
柳「…悔しかったですね」
監「負けた事が？」
柳「負けた事はもちろん悔しいかったです。でも…1番悔しかったのは…あの場所に自分が居られなかった事でした。」
石「っ…」
西「…」
監「お前に、全日本の主将をもう一度任せる」
全員「「…！？！？」」
柳「…はい、！」
マサさんの返事の後、
みんなが大喜びしていた。
祐希も有志も大泣きしてて、
3人でぎゅうぎゅうおしくらまんじゅうして。
そこにお兄さんやらおじさんたちまで。←
監「…よし、じゃあマサ。みんなに改めて挨拶してもらえるか？」
柳「はい、えーっと…柳田将洋です。もう一度主将としてここに戻ってこられて嬉しく思います。次のオリンピックではみんなと一緒に、世界一を目指して頑張りたいと思います。…よろしくお願いします！」
マサさんの挨拶に拍手やら歓声やら
ものすごく盛り上がった。
監「マサの事をずっと待ってたのは祐希だからな。祐希からマサに言いたいことはあるか？」
柳「いいですよそんなの…(￣▽￣;)」
石「マサさんっ、！！！」
柳「ちょ、なんだよっ…」
石「ついていきますっ…！マサさんにっ！！」
柳「…お、おう、( -"- )」
マサさん…照れてるんだなぁ┐(´ー｀)┌
なんだか嬉しいサプライズだったな。
監「それともう1つ。…A、これからの事だ」
「は、はいっ…」
明るかった雰囲気は一気にどんよりとして
みんなはあたしと監督を見つめる。
監「Aの気持ちはしっかり受け取ったし、連盟の方にも掛け合った。Aの契約を更新する事を希望するって。」
「…はい、」
監「…ダメだったんだ、」
「…っ、」
柳「…は、？」
石「…っ、！？」
西「何でなんですか！？」
監「…契約を更新することはできなかった」
…あたし、
もうみんなといられないの、？
・
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RIO - 小説読ませてもらっています！めっちゃ面白いです!更新待ってます (2021年9月26日 23時) (
レス) @page19 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり。(プロフ) - なゆた(萩谷なな)さん» おおお…！！！実は私もそうなんです！前キャプテンの少し切ないお話も考えてますので、よかったらお楽しみに( ´･ω･`) (2021年8月12日 19時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
なゆた(萩谷なな)(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！前キャプテンが好きなのでこの小説のように戻ってきてくれないかなぁと涙が出ました…。夢をありがとうございます^^ (2021年8月11日 13時) (レス) id: 6a46c3fd2c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり。(プロフ) - うさん» ありがとうございます！！藍くんこれからたくさん出しますね！ (2021年8月9日 23時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
う - 藍君大好きなので嬉しいです！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: e80e14e0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさむらい | 作成日時：2021年8月4日 21時
