ひとりじゃない。 ページ6
Aside
マサさんと共に集合場所へ向かう。
集合場所だったのはオリンピックの会場。
今後練習で時々使うことは知ってたけど
ここで練習でもするのかな…？
いや、だけどあたしは？
更新するとか解任するとか
特に何も聞いてない…
一応監督には
「まだサポーターを続けたい」って
ちゃんと伝えたけど…
《まだどうなるかは分からない》
って答えを聞いて…それっきり。
柳「…着いたけど、」
「はっ、！？す、すみませんっ…ボーッとしてて…」
柳「ずっと名前呼んでんのに気付いてなかったしな(笑)すげーブスだったよ」←
「は、？( -"- )」
柳「冗談だよ(笑)」
「マサさんには分かりませんよ！悩める女子の気持ちなんて！」
柳「いや、多分同じような悩みっていうか…不安抱えてたつもりだったけど？」
「はい？」
柳「俺も日本代表外れた時、正直もうダメかなーって思ったし。これからどうなるのかなーって」
「…あ、ダメですその話。泣きます。今すぐやめましょ。」←
柳「でも、案外不安だった事ってすぐ解決したりするから。Aも大丈夫だろ」
「他人事ですなぁ…相変わらず(=_=)」
柳「早く行くぞー。みんなもう待ってるだろうし」
「え、！？ちょ、待ってくださいって！！」
これはマサさんなりの優しさ。
出会った頃からそうだった。
いつもクールで物静かなマサさんだけど
人の異変にはすぐに気付いて、
必ず声をかけてくれてた。
柳「…」
「…あ、緊張してます？(笑)」
柳「…うるせぇよ、」
「ひとりじゃありませんよ、マサさんは」
柳「ふっ…またお前にそれ言われるとはね」
「いつでも言いますよ？？」
柳「…さ、行くか。」
あたしはマサさんと共に
指定された部屋の扉の前に立った。
扉の向こうからは
みんなの騒がしい声が聞こえる。
マサさんもあたしも
一体これから何を言われるのか分からない。
だけど、マサさんもいる。
ひとりじゃないんだもん。大丈夫。
マサさんがあたしの前を歩き、
その部屋の扉を開けた。
・
▽作者です！
とんでもなく見切り発車でSTART！
リクエストとかあったらぜひどうぞ！
この人とこんなシチュエーション！とか
上手いこと話に組み込んでいきます！
・
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RIO - 小説読ませてもらっています！めっちゃ面白いです!更新待ってます (2021年9月26日 23時) (
レス) @page19 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり。(プロフ) - なゆた(萩谷なな)さん» おおお…！！！実は私もそうなんです！前キャプテンの少し切ないお話も考えてますので、よかったらお楽しみに( ´･ω･`) (2021年8月12日 19時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
なゆた(萩谷なな)(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！前キャプテンが好きなのでこの小説のように戻ってきてくれないかなぁと涙が出ました…。夢をありがとうございます^^ (2021年8月11日 13時) (レス) id: 6a46c3fd2c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり。(プロフ) - うさん» ありがとうございます！！藍くんこれからたくさん出しますね！ (2021年8月9日 23時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
う - 藍君大好きなので嬉しいです！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: e80e14e0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさむらい | 作成日時：2021年8月4日 21時
