大好きな彼女に別れを告げられたけど理由を教えてくれないので及川さんは今日もあの手この手で彼女を引き止めようと努力しているようです。【HQ】

別れないから ２７ ページ27

え、え？




谷原「観覧は2階みたい」

『え、じゃあ2階行かないと』





ちょい！
ちょいちょいちょぉぉぉぉぉい！




及川「ストップ！」




Aの手首を思い切り掴んだ
“いたっ”ていう声が聞こえたのは内緒




『…なによ』

及川「なんで谷原くんもいるの！」

谷原「偶然会った」

『そういうこと』




偶然？

ほんとに偶然なの？




『手離してよ、試合でしょ』

及川「それは、そうなんだけど…」




何も谷原くん誘わなくたってよくない？
偶然って言ったって…









・









『だいたい私は貴重な休みをわざわざ削って ──── 』



Aが何かを言っている間
ふとAの頭上にあるバスケットゴールに目がいった

あれ、なんかあれグラグラしてない？









『文句あるなら帰るけど』


あのバスケットゴール、ほんとに大丈夫？









・









・









・









『ちょっと、聞いてるの？』


及川「!!A危ない！」


『えっ…』





白い板みたいなやつごと落ちてきたバスケットゴール









・









((ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!









及川「っ…！」




『…と、徹？』









Aは守れたけど、俺の足首から下が…









及川「A、大丈夫？怪我はない？」


『私は大丈夫だけど、徹が…！』


及川「俺は……、いっ！」







めちゃくちゃ痛い


こりゃ折れてるな…









・









✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄


あけましておめでとうございます
作者の肉じゃがです
新年早々どんな話書いてるんだ作者よ(˙-˙)
なんていう声が聞こえてきます
バスケットゴールっていうのはあの体育館の壁よりちょっと上らへんについてる屋内用のバスケットゴールです(語彙力)
あれ落ちてきたらとか考えたことあります？
いや作者も無いんですけど今ふと頭の中に浮かんだんで思い切って書きました。ネタ不足です。
ていうか骨折でまだよかったですね及川さん(((
(よかったのか…？)
早くより戻そ。


今年もよろしくお願いします…！

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