黒尾鉄朗を妬かせる方法 【HQ】

方 法 １５ ページ15

木兎 side









ちっちゃいときから、Aとは仲がよかった









家も向かいだったし










気づけば親同士も仲良くなってて









保育園から中学まで一緒だった









高校も一緒のところに行きたかったけど









生憎別々









Aは音駒、俺は梟谷









バレー部が音駒と交流があるのが不幸中の幸い









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そんなAがずっと好きだった









ずっと好きで
泣き顔とかいろんな顔を俺は知っている









でもそんなAに彼氏ができた









相手は黒尾で音駒バレー部の主将









黒尾もAも大事なヤツだから









俺は応援するって決めた









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『う、嘘だよね？』





木兎「本気」









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『でも…私には…』




木兎「知ってる。別に付き合って欲しいとかじゃないし」









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木兎「俺は見守り隊だから！」









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木兎「ま、黒尾に飽きたら俺んとこ来いよ！」






『飽きません』









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木兎「ははっ(笑)」









『光太郎』









木兎「ん？」









『ありがとう…』









木兎「おうともよ！」









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黒尾、Aのこと泣かせんなよ

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