黒尾鉄朗を妬かせる方法 【HQ】

方 法 １３ ページ13

黒尾 side









((prrrr









Aに電話をかけている



何故かって？



今度合宿やることが決まったから









梟谷学園グループに烏野を加えた計5校での合宿









・









『もしもし？』









2コール目で出たA


早いな









黒尾「あのさ ──── 」









木兎〈誰？黒尾？？〉









電話越しに聞こえる木兎の声









『そうだよ、ちょっとそんなにくっつかないで』



木兎〈いーじゃんかー。今更何言ってんだよー〉









木兎とAは幼なじみ









だから、そこら辺の男子よりは仲がいい









でも









木兎〈Aの髪の毛いい匂いする！〉


『近いってば…！』









((ｲﾗｲﾗ









・









大方、木兎がAに近寄って俺との電話を聞いてるんだろう









黒尾「木兎いんの？」


『うん』


黒尾「かわって」









木兎にかわってもらった









・









木兎〈なになにー？どうした黒尾？〉









黒尾「お前、人の女に何やってんの？」









木兎〈何もしてねーよ！〉









黒尾「いいか？Aに触るな、匂い嗅ぐな」









・









木兎〈…はーい…〉









黒尾「よし、Aにかわれ」









木兎〈ほい、A〉









Aに再びかわり、本題へ

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