黒尾鉄朗を妬かせる方法 【HQ】

方 法 ２ ページ2

黒尾「部活行くぞ」




『あ、うん』









自分の机の横にかかっていたカバンを取り中に教科書を入れていく









・









優姫「黒尾くん、相変わらず妬かないね」



『うん』









信用してくれてるってことなのか









それとも余裕なだけなのか









優姫「そんな彼氏が今女の子に囲まれちゃってますよー」









廊下で私を待つクロは5,6人の女の子に囲まれていた









『…』









優姫「じゃあ部活頑張れ」



『ありがと』









優姫と別れ、クロの元へ









・









“黒尾くん身長高いね！何cmくらい？”








黒尾「187ぐらい」








“たっかーい”









・









・









早く私に気づけよバカ









もういい









クロを置いて体育館へ向かおうとした









が









“黒尾くん、彼女はいるの？”









出ました、この質問









黒尾「今この状況に妬いちゃってる、あそこにいる子」









って言って指をさした









周りにいた女の子の冷たい視線









気まづい









走って逃げ出したい









“嫉妬って重いよね〜(笑)”









女の子たちはそう言って笑った









・









重いか…重いよね









黒尾「俺は、嫉妬はかわいくて良いと思うよ？」









黒尾「彼女限定で」









クロはそれだけ言い残して私の元へやって来た









黒尾「行くぞ」

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