紅白戦 youside ページ23
スパイクを打って、軽いアップを終えると、早速試合は始まる。
エンドラインに清水さん、祐希、永野さん、春世さん、遥さん、私の順で並ぶ。
ピィーーーーー
主審の笛がなり、試合開始だ!
コイントス、というまで本格的な試合でもないのでサーブ権はじゃんけんで。笑
じゃんけんという慣れない状況に、ちらほらと笑い声が聞こえる。
「「最初はグー、じゃんけんぽい!!!」」
そんな声が聞こえたあとに、ちょっと悔しそうな顔で清水さんが戻ってくる。
清水さん「ごめん、負けてしもた笑」
永野さん「負けたんか、清水笑笑」
清水さんより歳上なのは永野さんしかいないので、永野さんしかツッコミができない。
という考えを覆したこいつ。
「でも勝ちますからいいですよ!」
石川祐希。こいつは、いろんな意味ですごい苦笑
清水さん「絶対勝とうな!」
祐希「もちろん勝ちます!スパイクと、エース決めます!」
永野さん「スパイクにしてもサーブにしても絶対上げる!」
春世さん「ブロックとクイック決めます!」
遥さん「みんなが打ちやすいトス上げます!」
恋子『とにかく決めます!トス持ってきて下さい!
』
清水さん「いくぞっ!」
「「おぉっ!!!!!」」
両チームがほぼ同時に円陣を組み終わるとレセプションの体制で構える。
ピィーーーーー
笛がなった。
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作者名:volleyball0912 x他1人 | 作成日時:2016年11月9日 20時