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祐希「え、良いじゃんそれ。」
祐希が発した言葉に、驚きが隠しきれない。
恋子『ハハッ、なにそれ、意味分かんないよー、祐希ー笑』
どうにか笑ってみるけど、うまく笑えてるかは不安。
マサさん「どういう意味で言ってる?」
少しの沈黙を破って話したのは、マサさんだった。
祐希「意味なんてないよ、ハハ!なんとなく、言って、みただけ! てか!!!もし恋子と付き合ってるって噂がでたら、ファンが減って、少しは楽になるかなって意味だし!!!」
恋子『なーんだ。そういうことか〜笑』
山内さん「それは一理あるな!」
祐希「はい!」
少しだけ、ちょっとだけドキドキしたのは、気のせいだろうか。
祐希が、私のこと好きだったら嬉しいなって、思った自分がいたのは気のせいだろうか。
それは気のせいでは決して無くて、事実なんだって、だんだん分かって来るのだ。
マサさん「飲み物とってくんな!」
マサさんはこういって冷蔵庫から飲み物とコップ
、軽いおつまみを持って戻ってきた。
マサさん「てかさ、最近またファン増えたと思わない?」
マサさんは飲み物をつぎ終わるとこういった。
健太郎さん「そうすかね?変わんないと思いますけど!」
祐希「いや絶対増えた。」
山内さん「増えたな。」
祐希は1番年下なのに、たまにタメ語なのが謎だ。
恋子『健太郎さんだけ変わんないじゃないですか笑』
「「笑笑笑笑笑」」
健太郎さん「俺だけファン減ってたらやだな笑」
山内さん「ありえたりして笑笑笑」
恋子『フフッ笑』
このメンバーでいれば、ずっとずっと話せそうだった。
時間なんて関係なく、ただひたすら。
ずっと、ずっと。
このメンツなら、なんでも出来る気がした。
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マサさん「じゃ、時間も遅いし今日は終わりにするか!」
マサさんにそう言われてスマホを開くと、表示された22:38の文字。
話している間にいつの間にか過ぎていた時間に驚いた。
祐希「じゃ、恋子またな!」
山内さん「また集まろーな!」
健太郎さん「ファン減らないように頑張る!」
マサさん「また来いよ!」
私は部屋をでて、自分の部屋へ向かった。
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作者名:volleyball0912 x他1人 | 作成日時:2016年11月9日 20時