超特急の姫。 part3

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あのイベントから、私たちの団結は
もっと強くなったと思う。




コーイチ「ユーキ！ユースケ！


お前ら、はよ飯食えや！」


ユースケ「A！おかわりー！」


『え、まだ食べるの！？』



ユーキ「ねぇねぇ！僕もお代わりしたい！」


『お！ユーキも今日はよく食べるねぇ！』



ユーキ「最近食欲がすごいの！」


リョウガ「それでレッスンお腹いっぱいで動けないとか言ったら怒るからな笑」


ユースケ「大丈夫だって！」


ちょっと心配...苦笑



タカシ「ってか、

もう間に合わんようなるから終わりや！」




ユーキとユースケはタカシお母さんによって朝ごはんを強制終了させられた。笑








♪〜 雪のように積もる思い
涙で消せるなら



メインダンサー達がキレッキレのダンスをする姿を後ろから見ながら歌う。



ユーキは特になんだけど、

ダンスに表情までつけられるなんて本当にすごい。



他のみんなも曲にあった顔をしてるんだけど、

曲中の表情に関しては私的にはユーキが断トツだと思う。



本当にすごいんだよね。




流石っていうか、

曲の微妙なニュアンスまで感じ取って
ダンスの一部として完成されてる。



まだまだ私は、足元にも及ばないなぁ...。







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『私シャワー浴びてくるね。』


午後はアリーナツアーに向けて打ち合わせなのでレッスンは午前で終了。
私もそれなりに動いて汗をかいたので打ち合わせまでの時間を使ってシャワーを浴びに行く。



「おぉ、A。」


不意に後ろから呼ばれて振り向くと、そこには社長がいた。



『社長！お久しぶりです。』


「ちょうど近々連絡しようと思ってたんだ。


この間の件、すまなかったな。

こちらのミスでお前を傷つけてしまって。


こんな事本当は許されないんだが...

実際に起きてしまった。」


多分、社長が言っているのはこの間のスタイリストさんの件だろう。


あの後、リョウガからスタイリストさんが辞めた事を聞いた。


『大丈夫です！

私は見ての通りピンピンしてますし！


それに、あの一件のおかげで私もまだまだ努力が足りないんだなってちゃんと分かりましたし。』


「いや、お前は十分頑張ってるよ。」


『まだまだです。


ちゃんとみんなに認めてもらえる存在にならないと。』


「...あんまり気負い過ぎるなよ、？



どんな小さなことでも頼ってくれていいから。」



『はい！ありがとうございます。』



「それじゃあ、」





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