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63 タカシside ページ13

『......みんなに出会うちょっと前まで、


私には付き合ってる人がいました。。



私が通ってた中学の先生で、更に部活の顧問でもありました。

私が一瞬でも先生になりたい、と思ったのもその人の影響です。


歳の差はあったけど、そんなこと感じないくらい

沢山お出かけも行ったし、喧嘩もしたし。


なにも変わらない、普通の恋人みたいだったと私は思ってた。


でも...


やっぱり無理があった。。



...元から私はあの人の恋人でも何でもなかった......!』


みんな黙って聞いとった。


聞き入ってたんとちゃうくて、なにも言えんかったんや。


そんなこと誰も体験したことない。


禁断の恋愛、とかで少女漫画の中でしか描かれんような事が現実にあるなんて。


そりゃ誰もなにも言えんやろ。


『あの人には、私なんかよりもずっと前から付き合ってる女性がいたんです。



でも私が鈍感すぎて気付けなくて、、

知らぬ間に弄ばれてた。


恋愛経験がなくて何でもあの人の通りにする私が面白かったんだと思います。


でも、それを知ったのは一年経とうとしてた時で...


覚悟を決めて離れたけど、いつの間にかあの人一色に染められてた私は何にもなくなってしまった。



そんな時に超特急になって、ちゃんと過去にしようって、みんなと頑張ろうって思ってたのに...


今日、事務所に押しかけて来たんです。』



カイ「...それで、居なくなったの......?」

『うん。。

何でこんな時に、


私が忘れかけてた時に、って思った。



なのに、やっぱり私のことが大事だからやり直したいって、


彼女とも別れたから今度こそ幸せにさせて欲しいって。。


でも、そんなこと言われたって...』


Aが言わんとすることは痛いほど分かった。



迷ってるんや。


超特急でいる限り、その人と戻れないことはAも分かってる。


だけど、一度つけた決心も揺らいでしまうほど


その人のことが好きだったんだ。。


リョウガ「それで、

その先生にはなんて言ったの?」



『なにも、言えなかった...


ごめんなさい...!


ちゃんと断らなきゃいけない事は分かってるのに...


答えなんて、超特急になった時から決まってたのに


今を逃したらもうあの人とは戻れないって思ったら、

断れなくて...』

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設定タグ:超特急 , 草川拓弥タクヤ , コーイチタカシ   
作品ジャンル:タレント
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あっしゅ(プロフ) - MIKA24327755さん» ありがとうございます(*´∇`*) (2018年2月19日 14時) (レス) id: 42ae30bd04 (このIDを非表示/違反報告)
MIKA24327755(プロフ) - ありがとうございます!応援します! (2018年2月19日 13時) (レス) id: febd0eb0fd (このIDを非表示/違反報告)
あっしゅ(プロフ) - MIKA24327755さん» 3の方から徐々に進んでいるとは思うのですが...作者はお話のつもりで作っているので、最終的な所はお話を読んで知って頂きたいと思っています。 (2018年2月11日 8時) (レス) id: 42ae30bd04 (このIDを非表示/違反報告)
MIKA24327755(プロフ) - mainの拓哉とはどうなっていくんですか??? (2018年2月10日 22時) (レス) id: febd0eb0fd (このIDを非表示/違反報告)
あっしゅ(プロフ) - ムラサキさん» すみません...!ありがとうございますm(_ _)m (2017年12月6日 22時) (レス) id: 42ae30bd04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あっしゅ | 作成日時:2017年9月4日 7時

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