検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:1,444 hit
小｜中｜大

1* ページ1

．



「はぁ…はぁ」






どれくらい走ったかな…




こんなに走ったのは、高校の部活以来かもしれない






時刻はもう、10時を回っていた







「さすがにもう、いないよね…」





ずっとずっと待っていた



この日が来るのを。







頭から離れてくれない


忘れられない




貴方の笑顔が見たくて。








たくさんの不安と、少しの期待を込めて走った





久しぶりに見た金木犀の木は、あの日と変わらず大きくてたくましくて





「懐かしい…」







お願い…と祈りを込めて近づいた









けれど、そこには誰もいなかった

2*→



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：さな | 作成日時：2017年9月24日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。