今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:94 hit
小｜中｜大
１， ページ1
「マヤ！お誕生日おめでとー！！」
「ありがとう、父さん！母さん！コーシ！」
「ホント、大きくなったわよね」
「泣かないでよ母さん。ほら、ケーキ食べよ？」
「あ、じゃあ私、ケーキナイフとお皿持ってくるね」
キッチンでお皿を探していると、玄関でコトンと音がした。
不審に思って、行ってみると２枚の封筒が落ちてた。
2枚とも送り主は一緒。コーシ宛と私宛に…。
「マヤ、ありがとう」
「ねえ…父さん？これって……」
父さんの表情が変わった。母さんも、酷く動揺しているようだった。
「どうしたの……？」
すると突然、封筒が開いて、人の姿が浮かび上がった。
「初めまして、ミス・カモミール。私はシュヴァリエノワール魔法学校の校長、
アダルギーソ・ヘルマンだ。突然の事で戸惑うのもよく分かる。だが、落ち着いて聞いておくれ」
簡単に言うと、私は偉大な魔法使い”アダラート・カモミール”の子供らしい。
そして、彼の能力を引き継いでいるとのこと。
だから、魔法学校で魔法を学ばないか？というお誘いだった。
「…」
もう1つの封筒はコーシ宛てのもので、シュヴァリエノワール魔法学校の合格通知書だった。
「どういう事？…全部話して、お願い」
「…分かったわ。落ち着いて聞いて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レヴィオサー | 作成日時：2023年11月19日 4時
