16話 ページ17
side you
『これでいいかな…』
鏡の前で、一周回って見てみる。
特に不自然なところはないし、いっか。
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
『！』
インターホンの音を聞いて、部屋を飛び出し、玄関に急ぐ。
『はーい！』
元気よくドアを開ければ、
杏「おっはよー！さ、行こ！」
『うんうん。元気なのはいいけど、荷物を持ってない僕を何処かへ連れて行こうとしないで？』
こはね「A君おはよう。」
『おはよう、こはねちゃん。あ、何か髪の毛に付いてる。』
そう言って、こはねちゃんの髪に付いていた花びらをとる。
『花びら…花びら…、あっ！』
彰人「何だよ。」
『今、インスピレーション湧いた！ちょっと殴り書きしてくるっ！』
彰人「待て。」
そう言って、服の襟を掴まれる。
ガシッ、って効果音ついたと思う。←
冬弥「時間がないんだ。後にしてくれないか？」
『…分かった。まぁ、荷物持ってくるよ！』
そう言って、彰人くんの手を払う。
地味に首絞まった。()
.
.
.
杏「此処だよ！」
『お〜。確かに大きめだね。』
まぁ、小さい方だけどね。
…あれ？
僕、ライブなんてしたことないのに、何で＜小さい＞って思ったんだ？
まぁ、いいか。
杏「音源は受付の人に渡した？」
『うん。でも一応、スペアも持ってきてる。』
そう言って、カバンからUSBを取り出す。
『さて、下見も終わったし、控え室行こ〜っと。』
杏「あ、私も行く！」
こはね「じゃあ、私も。」
冬弥「俺らも行く。」
彰人「自由人しか居ねぇのか。」
とか言いつつ、来るんだね…。
すると、ふと思った。
『ねぇ、皆って僕のことどう思ってる？』
杏「可愛い。」
こはね「大きい弟、かな…？」
彰人「アホ、天然、鈍感、バカ。」
冬弥「そうだな…。知らない事が多い。」
『彰人くんに関してはもう悪口だね？』
冬弥の言ったことを考える。
確かに、そうかもしれない。
普段、僕のプライベートな部分は隠してるし。
杏「思ったんだけどさー。A君って前、どんな所に居たの？」
『引っ越してくる前、ってこと？』
杏「そうそう。変な訛りがないから、地方ではないよね？」
僕の出身地…
…あれ？
思い、出せない。
何で何で何で。
前までは覚えてたじゃん。
何もかも思い出せない。
頭が真っ白になって、何も考えられない。
変な汗が背中を這う。
僕は…“何処から„来たんだ？
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chokominto@メイン更新停止中 - *瑠璃*さん» ………………(察 (2021年6月4日 21時) (
レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
*瑠璃* - chokominto@メイン更新停止中さん» 言ってみたよ〜うちの行動しだいだって(これはお母さんがめんどくさい時から逃れようとするときである。つまり多分だめ) (2021年6月4日 20時) (レス) id: f48c22676e (このIDを非表示/違反報告)
chokominto@メイン更新停止中 - 名無しのごんべいさん» 何でお前毎回深夜にコメントすんの？？体内時計だいじょぶ？おん、更新は頑張るわ。(内心:テスト期間だけどいいよな！(いい笑顔) (2021年5月27日 16時) (レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
chokominto@メイン更新停止中 - *瑠璃*さん» インストール出来るか交渉した？(フレンドになりたい人) (2021年5月27日 16時) (レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのごんべい - chokominto@メイン更新停止中さん» はい。すんませんでした。とでも言うと思ったk((((((((((内心すごい反省している人)(そっちも更新頑張れ〜) (2021年5月27日 0時) (レス) id: 6dc1e9f0e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイスミントチョコ | 作成日時：2021年5月17日 10時
