Vの住む㍇ (ページ3)

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0003 玄関をページ3

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「どうしよう、どうしよう！

お母さんがあんたに向いてるってよ言ってたから

住んでる人にブイチューバが多いのはわかってたけど

まさか本当にそんなにたくさんの人が

住んでいるとは思わなかった！」

管理人室に戻ってきた私は

チャイちゃんの話を聞いてテンションがブチ上がっていた

このペースで住人の方と挨拶していたら

私の心臓が絶対に持たないよ！

はぁー、どうしよう。

頭を抱えちゃう。

ピーンポーン

管理人室のチャイムが鳴ったので「はーい」と

返事をして、私は外に出る。

「ごめんなさーい、鍵を忘れちゃって、、、って誰ですか！？」

「あ、お母さんが入院しちゃって

ちょうど夏休みだからあたは暇でしょって

夏休み限定でハイツファムの管理人をすることになったAです

えーっと、住人の方ですよね。もしかして…委員長さんですよね！？」

「あぁ、まあ、はい。そうです。

わたくしの名前は月野美兎です。

本来ならばしっかりとした挨拶をしたい…

ところなんですが、見ての通り、

大きな荷物を抱えていて、早く部屋に戻りたいんです」

すごい！！

チャイちゃんに続いて委員長にまで会ってしまった！！！

委員長はよくわからない謎の紙袋をいっぱい持っている。

委員長に言われるがまま、私は玄関を開けてあげた。

「あ、１０１号室なんで、何か御用があれば来てくださいね

わたくしはこのアフリカに伝わると言う謎の青色のカレーを作るので、ちょっと忙しいんですけど」