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「ちげぇ! アンダーは腕じゃなくて脚で運ぶんだよ!!」


先輩たちに勝負を受け入れてもらったのはよかったのだけれど、

ひとつ、誤算があった。


ヒナタショウヨウ はほぼ初心者だったのだ。


中学時代、男子バレーボール部はヒナタショウヨウ

たった一人だったらしい。


良くやめなかったな…

俺は普通に尊敬した。


毎日暗くなるまでレシーブレシーブレシーブ。

そりゃ、こいつリベロだろうしな。


あー、俺はなにしよう。

メニュー外のことするのもだりぃしな。



☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+


とうとうその日はやってきた。

同学年の ツキシマケイ と ヤマグチタダシ

そしてキャプテンの サワムラサン が

人数合わせに入ってくださるようだ。


俺は カゲヤマトビオとヒナタショウヨウと

同じチームなのだが、本当に心配だ…


大体、セッターとリベロしかいないチームって

どうなんだよ


そう思いながらアップをした。


試合は始まり、普通に俺たちは負けていた。

そりゃあキャプテン相手じゃそうだろう。


ある程度はやらないと迷惑だろうし

俺はフェイントと弱打で得点を稼いでいた。

そんなとき カゲヤマトビオは俺に言った。


「お前、やる気ねぇのか?」


俺の頭のどこかで

プツンと切れた。


大嫌いなその言葉。


「は? じゃあ本気ってなんだよ 」

「打ってやるよなんでも " ホンキ " でな〜?」


俺の全力の挑発

あいつは簡単に乗った


いや、挑発に乗せられたのは俺かもしれない。


だってあんなに高くから打ったのは

初めてだったのだから。

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翔飛(プロフ) - 続きってありますでしょうか?いつも面白いです!これからも頑張ってください!! (2022年5月11日 16時) (レス) @page5 id: 4b13e88e37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はち | 作成日時:2018年2月27日 22時

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