錦戸の日 ページ18
錦戸 side
am:200
あれからお風呂に入って、パソコンいじったりギターいじったりしとったらもう夜中の2時過ぎてた。
錦戸(ﾌｧ〜、めっちゃ眠いわ。そろそろ寝よ)
そのままAが先に寝ている寝室に足を運んだ。
ｶﾞﾗｯ
Aを起こさないようにそっと部屋に入りベッドに腰を掛けた。
ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ
錦戸(へ？！！)
どっからか鼻をすする音がした。
オバケか？
いや、違う。
聞き覚えのある音やな〜思ってAの方に目を向けると布団に潜っているAの体がカタカタと揺れていた。
あれ、Aって俺より先に寝てなかったけ？
錦戸(A…？)ﾎﾞｿｯ
如月(……)ｸﾞｽｯ
錦戸(布団めくんで？)
布団を捲ると、先に寝ていたはずのAが
体を丸めて泣いていた？
錦戸(どうしたんA？)
如月(うっ、うっ、うう"ｯ…)ｸﾞｽｯ
錦戸(え？！！ど、どうしたん？しんどい？大丈夫？)ｻｽｻｽ
如月(う、う、う〜、うっう"う、だいじょ、ｳｯ、、ゃ、)ｸﾞｽｯ
ヤスのことやっぱり心配なのかAは布団をめくったら声を出して泣き始めた。
どんだけ体をさすっても泣き止まないし、
どうしたん？って聞いても話さない。
こんなときヤスやったらどうするんやろ…
目の前Aが辛そうで見ていられんくて、
Aを後ろから抱きしめた。
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作者名：枝豆 | 作成日時：2021年4月12日 22時
