恐怖の絶頂 △white&green ページ5
如月 side
ﾋﾟﾝﾎﾟｰｰｰｰﾝ
ｶﾞｼｬｶﾞｼｬｶﾞｼｬ
こんな遅い時間に家に来て何度もインターホンを連打する奴。
きっと悪い奴に違いない…。
大倉の後ろに張り付きフライパンを握り最後の覚悟を決めた。
如月(うぅ…怖いよぉ…)ｸﾞｽｯ
大倉(絶対、ピエロかストーカーやんな？泣)
如月(こんな時にしんちゃんが居れば…)ｸﾞｽｯ
大倉(俺、頑張ってドア開けるからAは空いた瞬間遠慮なくそのフライパンで叩きのめしてな…)ｶﾞｸｶﾞｸ
如月(がんばる…ｷﾞｭｯ…)ｸﾞｽｯ
大倉(せーーーーのーーーーー)
ガチャッ
？？(Aｯ!!……)
ドアが開いた瞬間、フライパンを振り落としたと同時に私の名前を呼ばれた気がした。
でも、その時にはもう遅く…
ﾊﾞｺｯｰｰｰｰｰﾝｯ!!!!!!!!
バタッﾝ
如月(ぎゃあ゛あああぁぁｯ)
大倉(うわああああああああああ誰か倒れてきたあ…って!!)
如倉(えっ…)
私たちは目を疑った。
だって玄関に倒れ込んできた人はピエロでもストーカーでもなく…
私たちの知っている丸山隆平でした。
如月(うわああああ！丸ちゃんｯ大丈夫？！)
大倉(おい！丸！しっかせいよ！！！)ﾕｻﾕｻ
如月(丸ちゃん丸ちゃんｯ!!)
大倉(死んだ…？)
如月(なわけ無いやろ！！！いいから早くリビングに運んで！！！！！)
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作者名：枝豆 | 作成日時：2021年3月22日 22時
