White berry**2 (ページ25)

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酔いページ25

如月 side

夜風に当たっているのに、お酒の酔いと亮ちゃんの甘いタバコの香りでさっきより酔いが回ってきた

そして寒さでだんだん身体も震えてきた、

錦戸(寒そうやな、そろそろ中入ろか？)

如月(めっちゃざむ゛い゛～鼻水でるよ゛～)ｶﾞｸｶﾞｸ

錦戸(めっちゃ震えてるやん笑)

部屋に入ろうとしたその時、寒さと酔いで足が取られてしまい体勢を一気に崩してしまった

如月(うわぁ！！)

錦戸(あっぶ！！！！大丈夫A？？？？？)ｶﾞｼｯ

………………………

私は勢いが余って体勢を崩した、、、

目を開けてみると私の肩に腕を回して亮ちゃんが支えてくれていた

亮ちゃんとの距離は、わずか5センチ。

如月(あっごめん…////)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

錦戸(Aｯ………)

なぜか彼は腕を離さず、ずっと目が合っている状態だ。

私はその瞳に吸い込まれそうだった。このままで居たいかもしれない…

そんなこと考えていたら亮ちゃんの顔が段々近づいてきた気がした。

錦戸(A……)ﾎﾞｿｯ

明らかに亮ちゃんの口がちょっとずつ降りて来る。

え？え？待って？何になに？？！
これ私、き、、き、き、きき、き、、、、キスされるのののの？

如月(亮ちゃ…ん…？え？ま、まっ、ﾏｯt…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

錦戸(………Aｯ)

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

1つの電話の合図で私たちは離れた。

錦戸(はぁｯ…/// あ、ごめん…)

如月(う、う、うん…////)

錦戸(はい、もしもし？おん、おん…………え、いまから？んーーわかった…じゃぁ)

如月(…？)

錦戸(ごめんA、俺今から行かなあかんとこあるねん先に帰るわな)

ふと亮ちゃんのケータイの画面が見えてしまった。
そこには「あけみ」と言う3文字が表示されていた。

その相手と電話している亮ちゃんの表情は何処か嬉しそうに見えた。

如月(そっか^^ 今日はありがとう！)

錦戸(おん！こちらこそありがとうな！)

そう言い残し彼はタバコをしまい部屋から出ていった。