13.ヴィラン組 ページ15
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「んー…来ないねえ…」
スタートから数分経過しているけど一向にくる気配なし。
響香ちゃんがいるから場所は特定されてるはず…。
「…息を潜めて、か」
「え？」
「多分今、扉の前にいるぞ。」
その一言に警戒心が強まった。
核兵器を隠すのは危険だしいけない。
つまり持って逃げ切る。
攻撃しにくい私の個性により、
確保役が轟くんなのだ。
つまり私は逃げ切る役。
「氷で入れないってこと…？」
「いや、多分爆音使って破ってくるな」
轟くんの予言通り、激しい音が響き渡ると扉は壊された。
「バレたらしゃーないからな。」
「ていうか核兵器なくない？
…いや、Aが持ってるやつか」
バレるの早いのはお互いですか。
私はもう一度個性を使って核兵器を小さくした。
今度は消しゴムサイズ。
「有形！」
「え、はい！」
轟くん名字知ってたんだね！！(失礼)
「上手く避けろよ」
避ける。それってつまり…
「わあぁぁ！？」
氷をジャンプして避けろと！？
無理無理無理無理と唱えていたが、こちらに伝わってきた氷は少なく、電気くんと響香の足元が凍った。
「あ、焦った…ナイス轟くん！」
「ああ」
そ、素っ気ないねきみ…。
ちょっとかっちゃんに似てるかも。
いやかっちゃんはもっと口悪かった。
「有形、テープあるか」
「おん！早いとこ終わらせちゃいましょー」
と私は響香ちゃんにテープを巻き付けた。
「大丈夫？苦しくない？」
「やけに優しいヴィランだな…」
えへへ、だって響香ちゃんかわいーし。
『ヴィラン組、WIIIIIIIIIN！！』
ちょっ、先生大音量すぎる…！
耳おかしくなりそー…。
「轟くんありがとうございました！」
「ああ、ありがとな。」
「あと君イケメンだから名前で呼んでいいぜ！」
「軽いな。じゃあAも名前で。」
イケメンに軽いといわれてしまった。
え？私って軽いのか？
言っとくけど尻軽じゃあないぞ！一途だぞ！
「まあいい、はい！よろしくだぜ焦凍くん！」
「あー瞬殺だったなー……A、飯いこうぜ」
「どう繋がったのか知らんが嫌だ」
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ろくんろーる(プロフ) - すごくいいですね… (2018年8月18日 16時) (
レス) id: c8347b21ff (このIDを非表示/違反報告)
しありあっと - 物間くんLOVEさん» あ、ありがとうございます!!(？)今後もよろしくお願いします！ (2017年8月19日 22時) (レス) id: f0be2813be (このIDを非表示/違反報告)
物間くんLOVE - 電気かわいい (2017年8月19日 21時) (レス) id: 4501a61984 (このIDを非表示/違反報告)
しありあっと - 音無（ねむ）さん» すみません返信が意味不明でしたね;ちょっと勘違いしてました(笑)誤字です！お見逃しください;; (2017年8月19日 18時) (レス) id: f0be2813be (このIDを非表示/違反報告)
音無（ねむ）(プロフ) - 面白いです！でも、ゲープさん…誤字ですか？わざとですか？物凄く気になって笑いましたっ…（笑） (2017年8月17日 18時) (レス) id: c7d3576ee0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しありあっと | 作成日時：2017年8月13日 23時
