好きです！ジョングクオッパ！【JK story】

どうせ顔 JK side ページ13

JK side







だいたい寄ってくる女はみんな俺の顔しか見てない。



結局いつも付き合っても
顔はいいけどなんか思ってたのと違う。
そう言って俺が振られる。


お前が色目使って寄ってきたんだろ。

言いたい気持ちは山々だけどバンタンの為にも言えない。




そしてこいつもそうだ。


初対面で好きですとか言われても、それこそ顔だろ。

画面の中の俺しか見てなくて本当の俺なんか知ったらお前もなんか違うって言うんだろ。



それなら最初から突き放した方がお互いにがっかりしないで済む。





なのに、なぜか突き放せない。


オッパって呼べなんて本気で言ってないのに顔赤くしながら呼んでくるし、意味が分からない。






A「ジョ、、ジョングクオッパ！」


グク「なんだよ」


A「好きです！オッパ！」


グク「あそ」


A「はい！大好きです！！」


グク「顔だろ」


A「え？」


グク「どうせ顔しか見てない」


A「そんなことないですよ〜ㅋㅋ」


グク「じゃあ聞くけどお前は俺の何を知ってるんだよ」


A「えっと…」


グク「ほーら、なんも知らないじゃん」


A「ごめん、なさい」


グク「ま、いいけど、じゃあ行くから」


A「ま、待って！」


グク「なに？」


A「顔じゃないです…顔しか見てないわけないです」


グク「…あそ」


A「ちゃんと見てるつもりです」


グク「は？」


A「チョンジョングクさんが好きなんです」


グク「で？」


A「わ、私はJUNGKOOKも大好きだけど、それ以上にチョンジョングクが好きです」


グク「ふぅん」


A「だから、そんなこと言わないでください…」


グク「はぁ…」


A「今までどんな女性を見てきたのかは知りませんけど、私はそんな人たちとは違います」


グク「…もういいよ」


A「よくない！！」


グク「……」


A「だから、、そんなこと、言わないで、、」


グク「分かったよ、分かったから泣くな」


A「すみﾋｸｯ すみまﾋｸｯ せんﾋｸｯ」


グク「おい…泣くなよ…」


A「オッパ…？」


グク「これは抱きしめたいとかじゃないから、俺のせいで泣いてるみたいに見られるのが嫌だから隠してるだけだから」


A「ふふっ、ありがとうございますㅋㅋㅋ」








別に、信じたわけじゃない。


訳じゃないけど、ちょっとは信じてもいいかなと思った。

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