ひきこもりシェアハウス[おそ松さん×歌い手]3

カラ松と一松と観覧車と ページ11

カラ松side


一松「男二人で観覧車とか馬鹿じゃないの？」


カラ「まぁ少々むさ苦しいが、思い出づくりだ、思い出づくり」


一松「しかも昼だし。イルミネーション見えない。……まぁ、俺としては見えないほうがいいけど……」


明るいもの、光ったもの、きらびやかなもの。


その手の類のもの苦手だよな、一松。


何故なんだろう、こんなに美しいのに……


ハッ……もしかして、俺のパーフェクトファッションが一松に不人気なのは、ラメが少々派手だからか！？


なるほどな……。


カラ「一松、ラメを落ち着かせればお前は俺のファッションを＿＿あれ？」


目の前に居るはずの一松の姿が無い。


それに、なんだかゴンドラと地面の距離が＿＿


＿＿離れていっている。おかしい。降下中だったはずなのに。


まさか……


カラ「……二周目？」


余分に金がかかってしまう……。


カラ「なんで教えてくれなかったんだいちまぁぁぁあつ！！」


ゴンドラの狭い空間ではその声は誰にも届かなかった……。

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