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MY「A!!」
「わっ、」
10分くらいでミヨンの家に着くと、いきなり飛びつかれた。
なにがなんだか訳が分からなくて混乱してる私をよそにずっと笑顔のミヨン。
「…ちょ、なに どうし_」
MY「当たった!!」
「………え?」
当たっ、 た?
ばっと体を引き離すと、私を見るなり泣きはじめるミヨン。
MY「ハイタッチ会、当たったよぉ…うぅ、」
「ほ、ほんとに?」
MY「めちゃめちゃお金なくなるまで積んでよかったぁ…ぐすっ、」
とりあえず部屋に入って、と泣きながら引っ張ってくる今の状況にうまく頭がおいつかない。
ハイタッチ会……当たったの?
ただただずっとその言葉が脳内をループしてる。
MY「これ、」
「………当選、券」
目の前に出されたのは2枚の当選券で、
ほんとに当たったんだ…と、自分のことのように嬉しくなった。
「おめでとうミヨン」
MY「もぉ信じられないよほんとにまじでやばい」
「メンバーは誰なの?」
そう聞くと、いきなり黙り込んだ。
ミヨン?と声をかけると ゆっくり私のほうを見て
MY「………グク」
「え、」
MY「推しと、…ハイタッチ。」
最後の言葉を独り言のようにボソッと言うと、私を見てまた泣き出した。
ジョン、グク……
いやいや、行くのは私じゃないんだから
「よかったねミヨン」
そう言って、泣きながらまた飛びついてきたミヨンを受け止めてただただ よかったね。と背中をさすることしかできなかった。
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マユミン(プロフ) - お待ちしておりました!とても好きなお話なので更新嬉しいです^_^ (2021年3月29日 15時) (レス) id: 93502ec7e6 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 待ってました!受験お疲れ様です!続き楽しみにしています!! (2021年3月23日 23時) (レス) id: 12709d1543 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - とても素敵なお話ですね。続きが気になります。更新頑張ってください。 (2020年6月6日 10時) (レス) id: 7ec8d40e9d (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - はやく続きが気になって仕方がないです!!更新楽しみにしています! (2020年5月1日 15時) (レス) id: 19d60ed3d4 (このIDを非表示/違反報告)
テミン(プロフ) - jkさん» ですね笑 その人は前世で何をしたんでしょう... (2020年4月30日 18時) (レス) id: 35b62889c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テミン | 作成日時:2020年4月11日 11時