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*
TH「……なに」
席を移動したにもかかわらず、また頬杖をついて窓の外を見つめるヒョン。
怒ってるのか悲しんでるのかよくわかんないけど、僕はしっかりヒョンのことを見て話すから。
「…いつまでもそんな様子でいるつもりですか」
TH「……ジョングクには関係ない。」
「…あります。そんなんだとヒョンたちにも迷惑だし、アミたちにも」
TH「…なに、また忘れろって言いたいの？」
「そんなんじゃないです」
だんだん声のボリュームが上がっていくヒョンに、やっぱり喧嘩？と心配そうに見てくるヒョンたち。
これじゃ話せない。せっかく、席変わったのに
「…ヒョンたち、見ないでください聞かないでください」
JN「…俺たちイヤホンつけてるから、お構いなく。」
JM「…もう2人で解決して」
他のヒョンたちも関わりたくないかのように、イヤホンをつけ始めた。
それはそれでラッキーなんだけど…まぁいいや。これで話せるし、
TH「…あの子は関係ないよ。自分の問題だから」
「…」
頬杖をつくのをやめて、やっと前を向いたヒョン。
僕のほうは向いてはくれないけど
「……自分の問題って？」
TH「…忘れればいいだけ。もう会えないと思うし こんな気持ちまず持っちゃいけないと思うから。それをジョングクも望んでるんでしょ？」
「……忘れられなかったら？」
TH「忘れるよ。…前からちょっと気づいてたけど、 一目惚れだった。」
…一目惚れ
つい目を見開いた。ヒョンが一目惚れなんて、珍しいから
やっぱり好きだったんだ、
TH「…まぁ思い出として、忘れるよ。あの子のこと、なにも知らないし」
悲しそうにそう笑うヒョンに、胸が痛くなった。
"あの子のこと、なにも知らない"
…ヒョンが 、本気なら
TH「…だからもう気にしないで_」
「A」
TH「……え？」
結局、ヒョンを助けたかったのかな
「…あの子の名前だよ ヒョン。」
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マユミン(プロフ) - お待ちしておりました！とても好きなお話なので更新嬉しいです^_^ (2021年3月29日 15時) (
レス) id: 93502ec7e6 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 待ってました！受験お疲れ様です！続き楽しみにしています！！ (2021年3月23日 23時) (レス) id: 12709d1543 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - とても素敵なお話ですね。続きが気になります。更新頑張ってください。 (2020年6月6日 10時) (レス) id: 7ec8d40e9d (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - はやく続きが気になって仕方がないです！！更新楽しみにしています！ (2020年5月1日 15時) (レス) id: 19d60ed3d4 (このIDを非表示/違反報告)
テミン(プロフ) - jkさん» ですね笑 その人は前世で何をしたんでしょう... (2020年4月30日 18時) (レス) id: 35b62889c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テミン | 作成日時：2020年4月11日 11時
