検索窓
今日:3 hit、昨日:24 hit、合計:554,791 hit

37. ページ37

こんな表情、テレビでもスマホでもライブでも見たことがなくて、 私を見るテヒョンの瞳から逸らすことができない。





隣にはジョングクがいるし、変な気まずさでどうしたらいいか分からないでいると









JK「…형、말 했군요」
(…ヒョン、言いましたよね)






TH「……」









ジョングクが何か言い出して、テヒョンの視線が私からゆっくり隣にいるジョングクへと移る。




2人とも黙っちゃって、韓国語だったから何を言ったか分からないけど とりあえず気まずさに変わりはない。それに、なんか睨み合ってる気もする。






もしかして私のせいなのかな…と、徐々に不安が押し寄せてきた途端 はぁ、とため息をついたジョングク。恐る恐る目線を上げると目が合った。









JK「…かみ 」







「………え?」







JK「み た?…わた、した か み」









一瞬、かみ というワードがよく分からなかったけど すぐにあの紙切れのことだと理解する。






目の前にテヒョンがいるのに、話を振りだしてきたジョングクについ目を見開くと ごめんね。と、ぎこちなく笑った。









JK「…こ まら せた かも、しれ な いけど………して、ね。」








「……え、」









そう言うと、テヒョンの腕を引っ張って向こう側へ歩き出したジョングク。




呆然と 2人の背中を見つめていると、ふいにテヒョンが振り返った。









「…っ、」









最後までなにか悲しそうな表情のテヒョンを見るに耐えず、絡み合っていた視線を私から外してしまった。





どんどん遠ざかっていく二つの足音。






もう、会うことなんてない。いや もう会えない。





さっきジョングクが "してね" って言った言葉だって 連絡してって意味だと思うけど、私はする勇気なんてないし ミヨンのことを考えるとできない。







このまま、夢で終わらないかな。と 目をつむった時だった。









MY「……A、」









突然、聞こえた声にすぐ目が開いて その途端心臓が どくん、と跳ねる。









MY「………どういう、こと ?」

38.→←36.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (618 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2841人がお気に入り
設定タグ:bts , テヒョン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マユミン(プロフ) - お待ちしておりました!とても好きなお話なので更新嬉しいです^_^ (2021年3月29日 15時) (レス) id: 93502ec7e6 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 待ってました!受験お疲れ様です!続き楽しみにしています!! (2021年3月23日 23時) (レス) id: 12709d1543 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - とても素敵なお話ですね。続きが気になります。更新頑張ってください。 (2020年6月6日 10時) (レス) id: 7ec8d40e9d (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - はやく続きが気になって仕方がないです!!更新楽しみにしています! (2020年5月1日 15時) (レス) id: 19d60ed3d4 (このIDを非表示/違反報告)
テミン(プロフ) - jkさん» ですね笑 その人は前世で何をしたんでしょう... (2020年4月30日 18時) (レス) id: 35b62889c6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:テミン | 作成日時:2020年4月11日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。