テヒョンのオキニはイルアミ。

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下をずっと向いてる私と、なぜかずっと私を見つめてくる目の前のテヒョン。






私の顔に何かついているのか、もしくはおかしい顔だなと思っているのか分からないけど とりあえず顔が熱くなってくるのが自分でもわかる。









そういえば、私がアーミーっていうことは知ってるのかな…今思えば、っていうか混乱しすぎて今さらって感じなんだけど




いくら私のルームキーが落ちてたからって、




…私はジョングクの部屋にいたわけで、しかもジョングクが引っ張って助けてくれて それをテヒョンに見られて…





ほんとドラマみたいな展開すぎておかしくなりそうだけど、





私は、今テヒョンにどう見られてるのかな…







もしかしてサセンって思われてるのかも、と考えれば考えるほど不安になってきたとき









TH「…も う、かえ る の？」








「…えっ、あ…」









下に置いてある荷物を見ながらそう言ったテヒョン。






突然喋り出すから、つい勢いよく顔を上げてしまったことに若干恥ずかしくなる。だけど、テヒョンは全く気にしてないようで むしろ荷物のほうをずっと見ていた。









「……は、 い。」








TH「…」









ぎこちなくそう返事すると、一瞬私を見てからまた荷物の方へと視線を向けた。





…そんなに、私達のかばんが気になるのかな




不思議に思って しばらくじっとしていたら









TH「…あみ、だ よね ？…き み、」








「……え、…」









急にそう聞かれて、どきっと心臓が跳ねる。





どう答えればいいのか分からない。





やっぱり、知ってた のかな…そりゃジョングクの部屋から出てきたからアーミーって分かるよね






どうしよう……もし あみですって言って怖がられちゃったら、







と、なかなか答えない私に不思議そうな顔をして そのあと荷物を指差した。









TH「…き み、 じょんぐく の…ぺん だ った、の ？」

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