テヒョンのオキニはイルアミ。

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JK「…ねぇ 、」








「……は、はい 」









どうしよ。今すぐ出たいけど次々に話しかけてくるからできない。



これじゃ心臓ももたないし…









JK「なま え 、お しえて」







「……………名前？」







JK「うん。…き みの なまえ」









名前……言っていいのかな、





っていうか









「…なんで ですか？」









私の名前なんか聞いて、なんかあるのかな




もしかしてファンクラブ入ってるから 探し出されて強制退会させられるかも、




こんな現実じゃあり得ないこと体験しちゃってるし…そうなってもおかしくないよね







と、いろいろ考えていると









JK「し りたい から。」









と いまいちよく分からない返答がきた。




それに優しい笑顔で そう言ってくるから、当然アーミーの私は心臓が鳴り止まない。





今も私の方を見て、待っているのが分かる。








…言っちゃって、いいの ？ほんとに、




名前知ってほしいアーミーさん たくさんいるのに…ミヨンだって 認知してほしいとか言ってたのに





私なんかが…









JK「き みのなまえ 、し りたい。ほ んとに」







「……でも」







JK「い って？」









隣をチラッと見ると、ジョングクと目が合って その綺麗な瞳を見てると




…名前、くらいなら…








と思ってしまう 最低だよ。ほんと。





これじゃミヨンまで裏切っちゃうことになるのに、









「………A、です。」









口を 開いてしまった。






ごめん ほんとにごめん、ミヨン。



そう何度も謝っても、痛くなる心。





でも言ってしまったのだから どうすることもできない。









JK「…A、そ っか A…」









「…」









その後もしばらく小声で私の名前をつぶやくから、ミヨンに悪いと思ってても 心臓がバクバクとうるさかった。

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