テヒョンのオキニはイルアミ。

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なにが起こっているのかも分からず、ただ腕を引っ張られる。



連れてこられた場所はホテル内のレストランで、夜だからか もう店も閉まってて誰一人いない。


ただ、たくさんの机と椅子が ぽつん とあるだけで とても静かだった。









『……여기까지 오면 괜찮 을까、』
(……ここまで来たら 大丈夫か、)









いきなり喋り出した目の前の人に、ついびくっとなってしまった。


帽子は深くかぶっているけど、この背中は見たことがあるわけで余計に訳がわからなくなる。




…もしかしたら そっくりさんかもしれない。




さっきだって一瞬しか顔見えなかったし…それに、 ここにいるはずがない。



そう思ったら また怖くなって、掴まれてる腕を思いっきり振り払った。






すると、目の前にいる人がゆっくり振り返る。









「……っ、」









今は背中じゃなくて、顔がはっきり見えて





心臓がバクバクと跳ね上がる。








いつもいつも、スマホの画面内で見ていた人。





昨日、会った人。






簡単に会えるはずないと思っていた人。






ミヨンの 会いたがっていた人。









今、見えてる顔は あの人と全く一緒だ。









『……あ の …』









なんで



どうして？ どうしてここにいるの？









『…ぼく のこと…し って る、よ ね？』









ほんとに…… ほん もの？









「…………は い …」









ミヨン ごめん、









ジョングクが 、いる…

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