―168― ページ26
康二side
・
結局みんな迷いに迷って、寿司を注文(笑)。
はぁ〜幸せ♡
食べながらラウールがボソッと一言。
ラウ「さっきの二宮先生って人さ、」
康二「うん?」
ラウ「覚えてなかったな。」
そう言って、ラウールはちょっと落ち込み気味。
まあでもこればっかりはしょうがないわな。
さっき話した感じだと、中学校に入ってからはずっと二宮先生が担任をしてくれているらしい。
蓮「さっき呼ばれてなにしたの?」
ラウ「蓮くん怒ってる?(笑)」
あの後ちょっといいかなと言われて、メール交換をしたらしい。
ラウ「困ったら連絡してね。って言われた。学校で待ってるねって。」
蓮「ふ〜ん。」
康二「二宮先生。優しそうなひとやったなぁ。待ってるって言ってたから、学校が始まってもたくさん助けてくれると思うで。」
ラウ「うん、そうだね。」
良い人そうや〜って話だったのに、
蓮が突然、
蓮「俺、あの人嫌い。」
康二「はぁ〜!?なんでや?」
蓮「俺の嫌いセンサーが反応した。」
ラウ「なにそれ(笑)。」
それって・・・
単なる嫉妬やろ(笑)
・
709人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆり | 作成日時:2022年4月12日 0時