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―７― ページ9
ラウールside
・
冷蔵庫に買ったものをしまって、
朝に干した、洗濯物を取り込むために２階のベランダに出る。
ベランダを開けると、
眩しいくらい、きれいな夕日。
でも夕日を見ると嫌でもあの時のことを思い出す。
苦しくなる胸に手を当てる。
ゆっくりと沈んでくのをただただぼーっと眺め続けた。
ラウ「はぁ・・・・・。」
一息吐いて、シャッターを閉める。
・
簡単に掃除機をかけて、
お風呂の掃除をして、
夕食の準備をして。
家事は全部僕の仕事だから
ちょっとでも手を抜くと大変なことになる。
それに自分でやるって言ったんだ。
“償い”だからね。
・
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作者名：ゆり
| 作成日時：2021年12月19日 0時
