エピローグ ページ48
・
・
眩しいくらいに見えた夕日は、
俺らにいつも戒めとして思い出させてくれる。
一度歪んだものは戻らない。
だけど、その歪みを少しでも食い止めることはできるはず。
・
涼太「ちょっとさ、綺麗に磨けないの？」
蓮「ラウにさ、ここ汚いんだけどって怒られそう。」
亮平「ねぇ！！口だけ動かして、手動かしてない人がいるんだけど。」
翔太「やってるわ。サボってんの康二と大介だろ。」
康二「大にいやで。さっきから気合しか入っとらん(笑)。」
大介「ラウ〜〜〜〜〜ル。」
照「あほだわコイツ。」
辰哉「お前ら墓でケンカすんな。ラウに呪われるぞ。」
今日は命日。
みんなでラウールに会いに来たよ。
照と翔太もちゃんといるよ。
蓮「ラウ・・・元気かな？」
辰哉「きっと元気だよ。」
照「たくさん辛い思いさせたからさ、俺がいうのもあれだけど・・・笑ってるといいな。」
翔太「うん。」
涼太「そうだね。」
俺らはただただ願う。
ラウールがあっちでどうか安らかに、
心穏やかに過ごせますように。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1019人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆり
| 作成日時：2022年11月1日 0時
