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蓮side
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ピンポーン
ピンポーン
うっさい。
そう何回も押す相手なんて・・・
多分、兄弟以外いない。
マネージャーはしばらく休むこと知ってるし。
蓮「はぁ・・・。」
仕方なく無理矢理起き上がる。
案の定、モニターを見れば、辰にいのでっかい顔。
画面に収まってないし。
それだけでもため息が出てくる。
仕方なく鍵を開ける。
蓮「何？」
辰哉「よっ！」
そう言う辰にいの顔を見て、視線を落とす。
蓮「・・・・・・。」
今は、会話する気にすらなれない。
辰哉「無視すんなよ。」
その問いかけにも答えず、ベッドに直行。
布団に包まり、音を遮断する。
ホントに。
今は何もしたくない。
何も考えたくない。
それでも、お構いなしに俺にかまってくる。
辰哉「れ〜ん〜！！」
辰にいに布団から引きはがされて、
無理矢理、体を起こす。
蓮「何？」
そう言う冷たい態度しか今は取れない。
辰哉「・・・(笑)」
なんか笑ってるし。
ムカつく。
辰哉「ちょっとさ、俺に付き合ってよ。」
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作者名：ゆり
| 作成日時：2022年11月1日 0時
