モブ子は落ちた ページ37
・
-MBK-
「…お、あれじゃない？」
YN「おんま！！」
しばらくすると女の子の母親らしき人が来て、ペコペコと彼らへしきりに頭を下げてる。無事再会。よかったぁ。
……まって。なんで私までハラハラドキドキしてるの。
彼らのことなんて全く興味無かったはずなのに次の動向が気になって仕方ない
___てかモブ美遅すぎなんだけど。逮捕案件。
「見て。育児頑張ってね、って一つおまけしてもらった」
JM「おーラッキーじゃん」
TH「結局どっちが父親ってことにしたの？」
「本当はテテだけど、それを秘密にジミナと結婚してるっていう設定」
JM「地味にリアルだな」
TH「昼ドラじゃん」
いやいやそこじゃなくて…
誰の子うんぬんかんぬんの話に自分らを当てはめるって、男女の間に気まずいとかそういうのはないのか。仮にも思春期だというのに
もう、ほんとにどういう関係？
友達？恋人？はたまた体だけの…？
____いや、最後のは絶対違うな。そんな爛れた関係には到底見えない
最低だぞモブ子！喝！！
「私一個でいいなぁ、どっちかいる？」
TH「俺お腹いっぱい」
JM「二個食べたら胃もたれしそう」
「じじいか」
TH「じじいだ」
JM「うるさいな」
「でも勿体ないし……あ、」
ん、？もしかして今目が合ってる…？
確実にこちらへ向かって来ているA先輩
___まって、むりむりむりむり。そんな、まって、え、
「ねぇ、」
「はいぃっ！！」
「元気だね」
背ぇちっちゃ！！
顔もちっっっちゃ！！
…………え！
「この制服、同じ学校だよね」
「はい！一年のモブ山モブ子です！」
「モブ子ちゃん、これは天からの贈り物。一年で勉強とか大変だろうけど、このイチゴみたく可愛さとフレッシュさを忘れずにがんばってね」
「ぁ…ありがとうございますぅ！！」
「ふふ、」
空いた手にクレープが渡されると、「じゃあね」と柔らかく微笑んで踵を返した
TH「知り合い？」
「いや？ずっとこっちみてたから、可愛いなと思って」
JM「後輩だよね、多分」
「あれはいつか大物になるよ。私にはわかる」
TH「ふぅん、」
く、くれーぷ…
A先輩が…ちょくせつ…
く、くれ、くれよん、くれーぷ……
「モブ子お待たせ！…て、ちょっとどうしたの」
「……モブ美、私落ちたわ」
「え？マンホールに？？大丈夫？？」
きっと、いや確実に
彼らの沼は深いはずだ。
・
ヌナが泊まりに来た* -ぱる様ﾘｸｴｽﾄ-→←モブ子は思った
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そら(プロフ) - わあ！是非！またリクエストします！！ (2020年10月31日 22時) (
レス) id: 8efb03cbb1 (このIDを非表示/違反報告)
MiO__(プロフ) - songbird55さん» 読んでいただきありがとうございます！主人公の性格もすごくこだわって書いてるので、そう言っていただけて本当に幸せです(TT) (2020年10月31日 21時) (レス) id: 05c66aef26 (このIDを非表示/違反報告)
MiO__(プロフ) - そらさん» こちらこそ素敵なリクエスト本当にありがとうございました！！書いていてとっても楽しかったです！一度と言わずまた何か思いついたときはよろしくお願いします(^^) (2020年10月31日 21時) (レス) id: 05c66aef26 (このIDを非表示/違反報告)
songbird55(プロフ) - 主人公ちゃんが可愛すぎてとても好きです。お話しもドキドキしちゃいます。 (2020年10月25日 8時) (レス) id: 8b2c24ae88 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - わあああ！！素敵なお話しすぎて。。！ゆんぎさん押しなので大満足です！３人もかわいい(T-T)ありがとうございます (2020年10月24日 22時) (レス) id: 8efb03cbb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MiO__ | 作成日時：2020年9月16日 0時
